いちじく狩り

収穫したいちじく

しばらく本家のお墓参りをしていなかったなぁと思いつつ、広島県尾道市の向島に行くことにした。多くの人は本家のお墓参りなんて普通は行かないよって思うでしょ?僕は小学生の頃、祖父の故郷の向島によく遊びに行ってたので、子どもの頃から本家の墓参りをしてたのです。うちは商売をやってたこともあり、どこにも遊びに連れてってもらえない状況。夏休みになると弟と二人で山陽本線に乗って広島から尾道まで行き、叔父と叔母が駅まで迎えにきてくれたりして夏休みを向島で過ごさせてもらってた。いわば第二のふるさと的なところなのです。ですが、例によって中学校に入ると部活とか始まって足が遠のき、進学で広島を離れるとさらに行くこともなくなり…かなりご無沙汰してしまったのですが、広島に戻ってきて以来、お墓参りを理由に向島を訪れるようになりました。

そして向島に行くもうひとつの理由が最近できたのです。それが、いちじく狩り。うちの叔母がしばらく前にいちじくの木を植えて、その木が育ってものすごい量のいちじくが取れるようになったので毎年送ってきてくれてたのでした。これがめっちゃ美味しい。いつか遊びに行くので収穫させてくださいとお願いしていたので今回行ってきました。

いちじくの木って思ったより背が高くなるものなのね。上にも横にもうっそうと伸びるいちぢくの枝を見ると「この木一本で森じゃん!」って思うほど。剪定してないからこうなったと叔母の言葉。とりあえず、木の周りから手の届く範囲の実を収穫。高いところにあるやつとか中の方にある実は取れないなぁと思ったら叔母は横に伸びる枝をまたいで木の下にどんどん入っていく。そして中の方にある実を取っていく。僕も同じように枝をまたいで、頭を枝にぶつけながらいちじくの木の中に入る。炎天下のいちじく狩りだったけど、木の中は涼しい。いちじくの木の中でどんどん収穫。高いところにある実は脚立に乗ってどんどんとる。今年は数が少ないと聞いてたけど、あっという間に大量のいちじくが収穫できた。ちなみに、収穫の最大のメリットは、その場でいちじくが食べられるってこと。もぎたてのいちじく、美味しかったです。

木で完熟したいちじく

スーパーで並んでいるいちじくは実がはじけてないものがほとんどですが木で完熟させたいちじくは実がはじけてるんだって。実がはじけたやつは商品価値が低いらしく、でも美味しいと教えてもらう。確かに美味しかった。なんか農業生産物あるあるな話。確かにスーパーで並んでるいちぢくは綺麗で美味しそう。でもはじけてるのも、もっと美味しかった。きっとはじけたやつは早く傷むんだろうなぁ、それもあって流通にのらないのかも。

叔母から広島に住む親族の分も配ってよと頼まれたので、地御前、翠町と巡って実家に帰宅。いちじく狩り、楽しかったなぁ。また行きたいかも。


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