IDカードホルダーの自作

叡啓大学の3Dプリンタが稼働したのが今年のゴールデンウィーク。稼働したっていうか稼働させたのは自分なんだけど、作りたいものが特に思い浮かばず動作確認として単純な円錐を作って終了。アーティスト気質がまったくない僕のアウトプットなんてそんなもんです。

ですが、ふと、IDカードホルダーを自作してみようと思い立って、CADアプリと格闘すること数時間。購入した3Dプリンタに添付されてるイケてないアプリとの理不尽な格闘に勝利し、こんなデザインで試作品第1号を作成してみた。

左側のブロックが表面で、右側のブロックが裏側。表面に開けた穴に裏側のポッチがパチンとハマるのではないかと妄想デザイン。

早速、3Dプリンタで出力してみる。思ったより良い出来で自分でもびっくり。完成品の積層痕が気になるのはご愛嬌。3Dプリンタの出力ってそんなもんだし。

出力した後で気がついたんだけど、表面の窓枠が中央にない…。完全なるミス。とはいえ、規定のIDカードサイズから適当に計算して決めたサイズが本当にピッタリで自分でも驚くぐらい。絶妙な遊びがあって、IDカードが入れにくいなんてこともなく、簡単に飛び出てしまうなんてこともなく。

いろいろ調べてみると凹凸を合わせてパチンとはめるのは精度の面で難しく、試作品第2号は接着剤で固定する方法で進めることに決定。とすると、もう少し枠は小さくできるかな。裏面もソリッドに一面出力する必要もないだろうし、利用するフィラメントの削減、印刷時間の短縮的な効果もありそう。

学生はレーザーカッターを使ってIDカードホルダーを作ってくれてて、そっちの出来もかなり良さそうなので、良い感じに競争できてるかも。でもなぁ、木材で作ったIDカードホルダーの方が質感良いのよね(^^; 勝敗は分かってるけど、CADアプリの利用経験値を高めるために、もう少し頑張ってみよっと。

参考までに、利用した3DプリンタはXYZプリンティングのda Vinci Pro EVOで、CADはXYZmaker 3DKitを使っております。


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