タイ駐在中(2004年10月11日〜2008年10月5日)に書いていたブログ記事

傘

タイは雨期。毎日、どこかのタイミングで雨が降っています。今日はあいにくランチタイムに雨が降っていました。雨が止むのを待ってランチに出ても良いんだけど、待てど暮らせど止む気配はないので、遠回りしながら屋根の下を通ってカフェテリアまで出かけます。無事に到着し、代わり映えのないランチをいつものように食べました。さすがに4年間、同じランチを食べ続けると飽きるねぇ。

さて、帰ろうと思ってカフェテリアを出ようとしたとき、同僚のプジャンにバッタリと会いました。お互い、ハーイ!と挨拶を交わしたら、彼はなんと手に持っている傘を使いますか?って差し出すではありませんか。ちょ、その傘、プジャンが帰りに使うんじゃないの?僕に貸したらプジャンはどうやって帰るんだ?

きっと、彼の中では、「雨が降ってる→僕が傘無しで帰ろうとしている→自分は傘を持っている→んじゃ、貸してあげよう」という思考の流れがあったのでしょう。その後に続く、「自分が帰るときに傘がない→困る」という部分を考えずに、にっこり笑って傘を差しだしてくれるのです。

日本人にしてみたら、先のことを考えてない!と愚かな行為と思うきらいもありますが、僕、アジア人のこういう優しさは嫌いじゃなく、むしろ好きです。仕事の上では、それじゃぁこまる事も多々ありますけどねー。目の前の問題だけを場当たり的に片付けて、結局、全体的な状況が悪化するみたいな。ですが、目の前で困ってる人を助けたいっていう思いが、まず出てくるその易しさに心が救われます。

アジアにはまる人って、こういう優しさに触れてはまっていくんでしょうね。僕もいつかは日本に帰りたいけど、こういうアジアの人たちの優しさって好きで、アジアにははまっているつもりです。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

コメント
  1. Anonymous

    その優しさと笑顔が、タイの魅力なんでしょうね。
    もちろん、仕事の上では困っちゃうんですが(笑)

  2. Y-imi.Vo,

    日本の特に都会では、傘はすでに忘れていくもの(置いていくモノ)になっているんで、こういう温かさに触れることはないかもねー。
    ま、ワシは優しいんですが(爆)。

  3. つねお

    こういう感覚いいですね。

  4. Chompooさん(^-^) そうですねー。ちなみに、プジャンは確かフィリピンの人だったと思います。アジアの多くの人は笑顔なのに、昨今の日本人は、そうじゃなくってギスギスしてる人が多いですもんね。どうしちゃったんでしょう。自分にも言い聞かせてますが。

    Y-imi,Vo.さん、傘と自転車は天下の回りものってことですね(^^;

    つねおさん、そうそう、こう思ってくれるセンスが嬉しいですよねー。

  5. 確かにこういう感覚がまだアジアにはありますね。
    でも、その逆もしかりで、私が傘持っていた、そこへ傘を持っていないタイ人知人がやってきて、こちらの意図も確認せずに「貸してよ、それ」「いや、これ貸しちゃうと、僕が帰るときに困るし・・・」「マイペンライ、君が帰るときには、どうにかなるよ」と、なることが多々ありました(「傘」は例えです)。
    この「感覚」がわからなかった当初はかなり悩みました。

  6. siam_breezeさん、なるほど。逆もまた真ですね。僕も含めて長期的に色々考える(考えすぎる?)日本人と、その瞬間を大切にするアジア人の違いは大きいですね。飢え死にしないのが、このキャラクターの違いの源なのかもなぁ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です