タイ駐在中(2004年10月11日〜2008年10月5日)に書いていたブログ記事

空からお金が

ええと、順番が逆になってしまいますが、月曜日からカンボジアに出張しております。
そっちを書かずにこの日から書いてしまうわけです。

いつものように一人でご飯を食べに行ったわけですが、今日のレストランはFCCCというプノンペンでは有名なお店。FCCCとは、Foreign Correspondent Club in Cambodiaの略称。もともと外国人新聞記者クラブみたいなところだったらしいですが、そこをレストランに改造したみたい。雰囲気も非常に良く、昼間だとトレサップ川を見つつご飯を食べるようなところらしいのですが、既に夜9時近くで川など何も見えません。確かに日の高い時は良い雰囲気なんだろうなぁ。川を見つつビールとか飲みたかったなぁ。ちなみに、三階に席を取って何も見えない暗闇に目を向けつつ食べたものは、ナチョスとイカのフライ。なんで?!と思う人もいるかもしれないけど、海外で生活してると別に現地のものを食べなきゃ!という強迫観念にさらされなくなってしまうのです。昼間はカンボジアの友達と一緒にローカルのご飯を食べるので、夜は普通に普通のものを食べたりしてます。それに変なもの食べて体調を壊して仕事が出来なくなっても困るし。というわけで、ナチョスとイカのフライ。

さて、ご飯を食べてると大きな歓声聞こえて来るではないですか。その方向に目を向けてみるとなにやらお金らしきものがひらひらと舞っている。お店中のお客が川沿いの席に駆け寄り、上から降ってくるお札とそれに群がるカンボジアの人々を見ております。もちろん僕もその中の一人。よく見ると100リエル札(約3円)が大量に、1000枚ぐらいかなぁ、いやもっと多かったかもしれない、とにかくすごい量のお札が空から舞ってるのです。どうやら4階のお客さんが大量にばらまいてたようで。仮に1000枚だったとして3000円。まぁ、シャレでやるんだとしても冗談ですむ出費なので、最初はすごいことする人がいるなぁと思ったもんだけど、ばらまかれるお金に群がるカンボジアの人々を見てたら微妙に切ない気持ちになったりもして。なんというか、この人たちの尊厳が、なんというか踏みにじられているような感じかな。ばらまいた方はそんなに深くは考えてないんだろうけど、僕は微妙に切なくなったのです。きっとお金を拾ったカンボジアの人はそんなことを考えないだろうけど、そのお金を拾わないというプライドを持ったカンボジア人も同じように切なくなるんじゃないかなと勝手に想像してたりします。ま、なんというかお金を持っている側の放埒な態度が何となく気に入らなかったりしました。


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コメント
  1. つっちぃはん。ご無沙汰です。出張お疲れさん。
    実は急な用事で先週日本出張してました。
    出掛ける前に古本屋でタイトルが気に入ったエッセイを買い求めました。
    曽野綾子:「いい人」をやめると楽になる。
    少々「いい人」を辞めたい心境もあって飛びつきました。
    結果は得るところもあったンですけど著者は敬虔なクリスチャンでその臭いが気になりました。
    で、その中の記述に
     夕飯に食べるものがなければ、人はどうするか。盗むか、乞食をする他はないのである。どちらあまりいいことではない。しかし乞食をすることも盗みをすることも悪いとなると、国中貧しくて産業はなく、飢饉に襲われた土地ではどうして生きて行ったらいいのだ。
     多くの土地では、いい人として生きることなどやめて、できることをして生きて行くほかないのだ。
    て、あって考えさせられました。なるほどな、て考えながら
    やっぱり自分は「いい人」を辞められへんわぁ、て結論になりました。
    つっちぃはん。またバンコクでいっしょにODAいたしましょ。

  2. つっちぃ。かみさんがもし日本に来るから、ナチョスを
    買ってきて(お土産)と言ってます(爆)

  3. 天に恥じない行動。。。。

    でも僕が現地の人なら拾い捲って、、
    困ってる人にあげるかもですね。
    それが良い事かは解んないですけど。

  4. 親父さま。もしよろしければ、本を貸していただければ幸いです。でも、考えてみると、出来ることをやればいいというのは事実なのですが、何をやっても良いかというと踏み越えてはいけない線みたいなのもあったりするように思うのです。例えば、春を買う人がいるからかもしれませんが、春を売る人も出てくるわけで。彼女たちは一般的に「生活のため」と言いますが、得られる収入の範囲で得られる生活をしている人も大多数いるわけです。そうすると、そういう仕事に就くのはなぁ、と僕は思うのです。でも、この話はターゲットとする対象をどこに置くかで、結論が変わってきそうですね。

    A社長、なぜナチョス(^^; 帰国の日が月曜日の朝になってしまいましたので、帰国時に奥さまとあらいさんにお会いすることは出来なくなってしまいました。申し訳ありません。

    雄三さん。僕はお金を拾う側には問題はないと思ってます。少し引っかかるけど。ちなみに、お金に困ってない現地の人は拾わないでしょう。拾う人はお金に困ってる人だと思います。

  5. つっちぃはん。本は店に置いときます。

  6. 親父さん。本、ありがとうございました。ただいま、読んでいる真っ最中です。でも、この本って、タイトルは「いい人」をやめると楽になるですが、中身は至っていい人になるための考え方のように思えます。この人の書いてあることの多くを僕は実践しているように思います。いい人じゃないからいい人になろうとしてるんですよー。禅問答みたいですが。

  7. つっちーはん。そうでっしゃろ。
    途中から説教臭さが鼻について・・・。親父は
    真ん中辺りで挫折しました。

  8. あれ(^^; 親父さま、挫折されたんですね。僕も挫折しそうになりつつも頑張って半分ぐらいは読んだのですが、親父さんが挫折されたのであれば、僕も挫折しちゃおうかなー、なんて(^^; お借りしておいて全部読まないのも申し訳ないと思って頑張っているのでした(^^;

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