AITには数ヶ月に一度、献血車がやってくる。以前、といっても一年ほど昔だが、ブログのネタになるよなと思い、動機は不純ながらも献血しに献血車に行ってみたところ、既に献血の時間が終わっていたので、不純な献血は未遂に終わった。
その後、献血のことなど頭から抜け落ちていたのですが、intERLabで働いている新しいマネージャーのWanさんが、「土本先生、献血には行かれましたか?」って言ってきた。どうやら今日は、数ヶ月に一度の献血の日らしい。幸いにも今朝は朝ご飯をちゃんと食べたし、献血したからと言って貧血で倒れることもなかろうと思い、献血を決意しました。
献血車に入ると、まず問診票に自分の健康状態を記入しなければならないのですが(これは日本と同じ?)、その中でもタイらしいというか、HIV大国らしいというか、独特の項目がありました。「あなたは、もしくはあなたの性的なパートナーが、同性の人と性行為を行ったことがありますか?」だって。ずいぶん、ぶっちゃけた質問だなぁ、と思いつつ、YESっと、違う、違う(笑)、NOにチェックを入れました。他にも印象的な質問があったのですが忘れちゃった。あ、あと誕生日に自分の誕生日を記入すると、チェックをしていたおばさんに「あら、明日が誕生日なのね、おめでとう」と声をかけられる。もう、35才になるので、あんまりめでたくもないのだが、素直にありがとうございますと微笑んでおきました。ついでに血液型の検査。どうやら僕は、O型のRh+らしいです。皆さん、覚えておいてください(笑)
さて、椅子に座って献血開始。すごい太い針がぶすっと腕に差し込まれる。つか、こんなに針、太かったっけ?!と注射が苦手な僕はびくびくしつつスタッフのなすがままにされる。どのぐらいかなぁ、いろいろ考え事をしながらまってると、献血終了。今回は450mlも採血されたそうです。すごい量を一気に抜くんだなぁ。その後、緑色の怪しいジュース、パン、煎餅みたいなものが渡されるものの、隣のおばちゃんに全部あげてしまいました。日本だとヤクルトをもらったのを覚えているなぁ。
一緒に献血に行ったWanさんといろいろ話をしながら帰ったのですが、タイの人は献血に対して非常に積極的で、献血が社会貢献になっていることをものすごく意識しているようでした。確かに、献血車、常にいっぱい人がいるほど、献血希望者がやってくるのです。この国には、まだみんなのために、国のためにっていう思いが根付いているんだなぁと実感。Wanさん、曰く、25回も献血をした人もいるんだそうな。タイでは献血は3ヶ月に1回しかやっちゃいけないらしく(裏は取ってません)、25回も献血したってことは、ずいぶん頑張ったんだなぁ。で、その方はかわいそうなことに癌になり、高額な手術代が払えないのでこのままだと死んでしまうという状況になってしまったそうです。なのですが、ひょんなことから献血記録が明らかになり、25回も献血をして世の中の多くの人を助けた人をお金がないからと言って死なせるわけにはいかない!という、病院関係者の計らいにより、手術を無料で行ってもらったというエピソードもあるようです。良い話や。
また、機会があれば献血しようっと。

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