しばらく雨が降り続いてます。東南アジア独特のばっと降って、すぐ止むタイプの雨だけでなく、そういった雨の合間もしとしと雨が降り続けているのです。これだけ雨が降ると治水が悪い地区では洪水が発生することが多々あるようなんだけども、実際にバンコク北部の工業地帯では、水があふれ車が故障したり、浸水したりと大変だったと聞いてます。うちの自宅や職場あたりは水が軽くあふれているものの、浸水したりって言うほどではなかったのは不幸中の幸い。
そんな中、水をかきわけつつ、コンピュータのパーツを買いにZEER RANGSITっていうITモールに行くことになりました。カンチャナ先生がDVTS関連の研究をintERLabで始めたいらしく、まず機材から購入らしいです。今更?と思わなくもないけど、今後、タイにも超広帯域なネットワークが来たときにDVTSのノウハウがあるのとないのとでは帯域の埋められ方が違うので(謎)、その準備って言うのもあるんだろう。カンチャナ先生、するどいというか、鼻がきいているのかな…。その買い出しに元学生であり今は同僚(部下?)のアワルと出かけたのです。
道中、いろんな話をしながら行ったんだけど、雨が降っているってこともあり、洪水の話題に。アワルはバングラディシュ出身なんだけども、彼に言わせてみたらこんなのは洪水のうちに入らないと豪語しておりました。床下、床上浸水なんて当たり前なんだそうです。バングラディッシュにはサイクロンがやってくるのですが、サイクロンがやってきたらあっという間に大洪水になるんだそうです。しかも、一階がまるまる水没するぐらい。なので、彼に言わせてみたら、ニューオリンズでの大洪水は災害のうちに入らないぐらいの勢いのよう。まぢですか。しかし、そんなに頻繁に洪水になるのであれば、1階には住めないし、電気製品なんて置けないよね、と聞くと、いやいや、そんなことはないと軽く言ってのける。水が増してきたらいっせいに荷物を2階に動かすんだそうです。きっと慣れたもんなんだろうね…。また、洪水になるのはわかっているので、避難施設もあらかじめ作ってあるんだそうです。その避難施設はなんもないボロのビルらしいんだけど、そこにみんながぎゅーぎゅーにつまって難を避けるんだそうな。アメリカ人は、いや日本人でもそういう場所には避難できないよなぁと思ったり、そんな状態になったら行政は非難されるんだろうなぁと思ったり。裕福な環境になれると元に戻れないとはよく言ったもので、バングラディシュ人にとって普通のことがアメリカ人や日本人にとっては普通じゃないんだよね。ふむ。テレビ映像で見るアメリカ人の姿、街の惨状を思い浮かべつつ、アワルの話を聞いて色々考えさせられたのでした。

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