タイ駐在中(2004年10月11日〜2008年10月5日)に書いていたブログ記事

長い夜

パヤタイ警察署本日、フランスのINRIAという研究所からOLSRというプロトコルを作った有名な研究者であるフィリップジャケットがやってきた。本当は、慶応の同僚で若手研究者のホープである湧川と同じ時期に来てもらい、ワークショップをする予定だったのだが、わがままな二人のスケジュールがあうわけもなく、二人は個別にタイを訪問することになっていたのだ。そんなこんなで夜ご飯をフィリップと一緒に食べに行くことになった。その後、夜の王宮エリアを観光をしようと言うことに。ライトアップされた王宮エリアを見て回ろうという話だったのだ。

ご飯を食べる場所はランナム通りのバーンアジャーン。バーンは家、アジャーンは先生。つまり先生の家という名前のタイ料理やさん。先生っていったい何の先生なんだろう…。全然関係ないけど、僕もアジャーンと呼ばれることがある。あっはっは。

大渋滞していたのだが、なんとかバンコク市内に到着。お店の前で僕らだけ降りて先に店に入った。カンチャナ先生は車を停めて後から来ることに。だが、待てど暮らせど来ない。どのぐらい待っただろうか。前菜っぽいものを頼み、少しだけビールを飲んでたのだが、それにも限界がある。そうこうしていたらカンチャナ先生、登場。駐車場、見つかりました?って聞くと、なんと衝撃の告白。小さい車とぶつかちゃって、なんだかすぐ来れないんだそうな。しかも、かなりもめてて戦場になっているらしい。カンチャナ先生の性格を考えると無理もない。カンチャナ先生は晩ご飯楽しんで!って言い残し、また戦場へと戻っていた。つか、楽しめないんですけど(苦笑)

だけど、ゲストのフィリップをほっとくわけにもいかないので、Yooと僕とフィリップの3人で食事。カンチャナ先生の秘書さんは、先生を助けに戦場に向かった。ずいぶん待ったけど帰ってこない。ちょっと誰かが様子を見に行こうという話になり、僕が様子を見に行った。遠目に発見。なんか確かにもめてそう。僕が行ってもどうにもならんだろうと思い撤退。フィリップは持ち前の好奇心で僕も見てきたいといいだし、Yooと一緒に見に行った。しばらくして二人が戻ってくる。見つからなかったそうだ。そうこうしているとカンチャナ先生が戻ってきて警察に今から行かなきゃいけなくなったと告白。会計を済ませ、みんなでパヤタイ警察署に行く。タイに来て初めての警察だ。この時点で22時をまわっていた…。警察の駐車場はいっぱい。カンチャナ先生は、もうイライラしまくっていて冷静な判断ができなくなっている。駐車場に車を停めようとして狭いところにつっこんでいき、別の事故を起こしそうな勢い。免許は持ち歩いていなかったんだが、僕が運転を代わり駐車場に車を停める。

警察の中では調書を取り始めていた。また別に1時間ぐらい。Yooと僕はいつものようにのんきにタイ語と日本語の勉強をしている。そうこうしているうちに罰金400バーツを払って帰って良いことになった。やすっ。交通事故の罰金が400バーツって安すぎないか?!詳しく聞くと400バーツは罰金の中では高い方らしい。スピード違反を見逃してもらうのに、免許と共に100バーツをこっそり渡すと良いという話を聞いたことがあるんだが、差額が300バーツであれば、見逃してもらうなんてことをせずに、素直に払えばいいかなって思ったりしました。あはは。

カンチャナ先生、ぐったりしてたけど僕を家まで送ってくれました。ありがとうございます。


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コメント
  1. sonic111

    カンチャナ先生の熱さが素敵です。研究者は火の玉に
    なってやらなあかんのや!!!と私に毎日30分はお説教をしていた
    私のボスを思い出すのでした。。。(遠い目)

  2. あはは(笑)そうです、そうです。彼女はそういうパワフルな方なのです。小心者の僕は彼女のパワフルさに圧倒されまくり(苦笑)

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