タイ駐在中(2004年10月11日〜2008年10月5日)に書いていたブログ記事

タイ語学習の現場 -1-

タイ語を勉強していると面白いハプニングが起こる。ちゃんと学校に行ってる人は、そんなこと無いんだろうけど本を片手に単語を覚え、文法を覚え、表現を覚えている僕は、時にトンチンカンなことを言ってしまう。ちなみに、本を片手に勉強したって喋れるようになるはずもなく、覚えたタイ語を実践することで喋れるようになってきている。食事に行った先のレストランで働いてる人や、タクシーの運転手さん、大学で一緒に働いている人なんかが僕のタイ語の先生だ。

ある日、暇だったのか友達がタイ語の勉強相手をしてくれてることになった。ちょうど、「良い人、悪い人」「優しい人、怖い人」みたいに対象的な言葉を覚えているところだ。その友人はかなり意地悪な人で、良い人か?と聞かれたら良い人なんだけども意地悪なので悪い人とも言える(笑)。そんな彼を捕まえて「良い人、悪い人」の該当するタイ語の部分を指で隠しつつ「ええと、良い人はタイ語でコンディだから、悪い人はタイ語でコンマイディだな。」と言ってみた。それだけでも失礼な発言なんだが、本には「コンチュア」って書いてあった。なもんだから、本を見ながら「おー、違う!コンマイディじゃない、コンチュアだ!」って言い直した。周りのタイ人、大爆笑。なんでかというと僕が「おまえは悪い人じゃない、極悪人だ!」と言い直したからだ。タイ人に向かってコンチュアって言っちゃいけないらしい。コンチュアって言われた人は、かなーり落ち込んでた(笑)コンチュアって、極悪人というか、よっぽど悪い人らしい。こんなことを言われる人はあまりいないようだ。ニュアンスがわからんから思わず本に書いてあるまま、言ってしまった。彼は、僕が「違う違う、コンマイディ(悪い人)じゃない!」って言い直したから、きっと良い人だと言ってくれるんだと思ってたんだって。なのに極悪人とか呼ばれて立ち直れないよとうなだれてた。す、すまんです(笑)

ちなみに、タイ語で「人」は「コン」です。日本語と同じように「人」がつく物には何でも使える。もう一つ、英語や日本語と違い、綺麗とか優しいとかものを形容する言葉が後ろにつくのだ。日本語だと「きれいな人」、タイ語だと「人きれい」っていう順番になる。更に一つ、単語の前にマイをつけるとその単語を否定することになる。だから、「コンディ=良い人」「コンマイディ=悪い人」となる。つまり、「ディ」は「良い」っていう意味になるのだ。

タイに来たら、嫌なことがあってもタイの人をつかまえて、コンマイディ!って言わないように(笑)


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