バングラディッシュは、東パキスタンと呼ばれていた時代があるらしくインド圏の文化を色濃く持っているようだ。なんもんで、箸やスプーンを使わずに手で食事を取る文化がある。お昼ご飯を一緒に食べていると彼らは上手に手を使って食事を取る。試しに真似してみた。全然上手に食べられなかった。なかなか難しいもんだ。
ただ、スプーンとフォークでご飯を食べたときと手でご飯を食べたときとでは、おかずの食べ方が非常に異なることに気がついた。こちらのおかずは何か特別な調理方法をとっているわけでもなく、最後の一手間をかけていないこともあり、素朴な状態でどかんと出てくる。それをフォークとスプーンで食べようとしたら、例えば骨にこびりついた肉を食べようとしたら非常に難しいのだ。魚についている骨をフォークとスプーンで一本一本取っていくのは難しい。しかし、手でぱぱぱっと取っていくのは簡単なのだ。骨付き肉だって手で取って口でこそげ取るようにしたら簡単でしょう?
そういう経験から食文化と食器には大きな関係があるんだということに気がついた。和食も確かに箸で食べるようになっているわと関心。バングラディッシュと関係ないけど、海外からのお客さんが黒豆をスプーンで拾ってはポロポロ落としているのを見ると、あー、黒豆は箸でつまむもんだよなと思うのでした。

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