タイ駐在中(2004年10月11日〜2008年10月5日)に書いていたブログ記事

たまには仕事の話(笑)

授業風景僕がタイに赴任したばかりの頃、副学長に挨拶にいきました。その場で、「おお、土本君は日本人だ。それも慶応?そういえば慶応の先生からメールが来てたな…。」という話から、なぜか慶應主催の遠隔授業を支援することになってしまった。大学も他の組織と同じで激しく縦割りのことが多く、隣の研究室は何をするところ?!といった状態であり、ましてや畑違いの研究分野の先生方との交流は多くない。そんな状況の下、地域開発、特に貧困対策を専門とする先生から協力依頼がきた。AITとSFCの間で遠隔授業をしたいんだそうな。何回かの試験、リハーサルの後、何とか授業ができることを確認した。

しかし、落とし穴が!!!授業開始30分前になっても講演をしてくださるRoutray先生がいらっしゃらない…。なんか嫌な予感が…。Routray先生に渡された書類を読むと14:45から準備開始と書いてある。あれ、きっと日本時間とタイ時間を間違えているなこりゃ…。慌てて学内中を探し回るも見つからない。しかも、Routray先生は携帯電話を持ってないのだ。お部屋のドアにメモを貼り付けて会場で待機…。タイ時間で13時(笑)。授業開始時間。SFC側で授業を担当なさっている梶先生が、つなぐ、つなぐ、さらにつなぐ…、しかし苦しそう。しかし、Routray先生は来ない(涙)仕方がないので土本君、話してくれという話になりそうになった。まじで?!何の準備もしてないぞ、僕。しかも地域開発ってなんだ?!という状況。遠隔授業として誰かが話して何かが映っていることが大切だからと言う。良いのか、そんなんで(笑)覚悟を決めて、インドシナ半島における超高速インターネット構築というトピックで話すことにした。

そうしたら、ドアに貼り付けられていたメモに気がついたRoutray先生が到着。危ういところだった。僕は話をしなくて良くなりました(笑)ほっとしました。SFCにいる学生も予定通りの授業を受けられて良かったんじゃないかな。うん。学生も予定外の話を聞かなくて良かった良かった。

ちなみに、こういう貧困解決分野の門外漢である僕が貧困問題を語るとするならば、ICT(※)よりも先にやることがあるだろーと思う。いや、違うな、ICTと他の政策のどちらかを選ぶんではなくて両方のバランスを取りつつ産業の育成を発展させるべきだと語るだろう。本当に、タイ北部/東北部はバンコクとは別の国なのです。それを思うと日本は貧富の差が拡大してきたとはいえ、まだまだその差は小さいんだと思う。あれ、なんか話がぶれてきたな。今日は久々にビールを飲んだので支離滅裂だ(笑)

(※) 日本ではIT(情報技術)という用語が一般的に使われているが、海外ではICT(情報&コミュニケーション技術)という用語が一般的に使われている。日本でも近い将来、ITという言葉はなくなり、ICTという言葉が一般的になるでしょう。


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コメント
  1. なるほど。今日からICTという言葉を使うことにします。
    それにしても面白い試みをしている大学さんですね。

  2. おもしろい試みっつうか、遠隔授業としては別段新しいことってなくって、僕的にはやらなきゃいけないのであれば手伝いましょう~!って感じでした。機材とある程度のネットワークがあれば誰でもできることなのです。はい。ま、何もやらずにぼーっとしているよりは良いんですけど。

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